波多野デンタルオフィス新都心が、
患者様からよく訊かれるマウスピース矯正に関するご質問にお答えします。
もしも、以下に疑問へのお答えがない場合は、
当院スタッフへお気軽におたずねください。
Qマウスピース矯正の治療期間は
どれくらいですか?
治療期間は、患者様の歯並びなどによって異なりますが、平均するとトータルで2年~4年かかることが多いです。
実際に歯を動かして歯列を整える期間が1年~2年、歯の位置を安定させる保定期間も同じくらい必要になります。従来の矯正治療と、矯正期間はあまり変わりません。
Qどんな歯並びも矯正できますか?
出っ歯も治せますか?
マウスピース矯正では上顎前突(出っ歯)だけでなく、叢生(デコボコした歯並び)や空隙歯列(すきっ歯)など、幅広い不正咬合を治療できます。
Q気になる部分だけの
矯正はできますか?
当院では、歯並び全体を整える全顎矯正から、前歯などを部分的に歯を動かす部分矯正までを、マウスピース矯正で行っています。ただし、診察次第では部分矯正での見た目の改善だけでなく、患者様のお口の将来や機能面を考えて、全顎矯正をお勧めすることもあります。
Q矯正に痛みはありますか?
どれくらい痛いのでしょうか?
従来の矯正治療と比べると、ほとんど痛みを感じません。
ワイヤーを使用する従来の治療の場合、歯を動かす痛みの他に、頬の内側などにワイヤーが刺さる痛みがありました。しかし、マウスピース矯正は歯にごく小さな力をかけることで歯列を整えるため、歯を動かす痛みが小さく、またツルツルとしたプラスチック製なので、お口の中を傷つける心配がないというメリットがあります。
新しいマウスピースを装着した時は違和感を覚えることもありますが、当日から数日中に感じなくなります。
Qマウスピース矯正は
失敗することがありますか?
マウスピース矯正も失敗することがあります。
マウスピース矯正では、あらかじめ立てた治療計画に沿って治療を進めていくため、マウスピースの装着時間や交換時期などを医師の指示通り、患者様ご自身で管理していただく必要があります。
【マウスピース矯正のお約束】
-
装着時間を守りましょう
マウスピースの装着時間不足は治療の遅れに直結します。治療計画通りに歯を動かしていくために、20~22時間以上の装着を心掛け、食事・ブラッシング後はすみやかにマウスピースを装着してください。
-
清掃は丁寧に
マウスピースを装着している時間が長いため、歯の表面に汚れが残らないような清掃を心掛けましょう。虫歯や歯周病のトラブルが発生すると、矯正治療の遅れにつながります。
-
マウスピース交換時期を守りましょう
マウスピース矯正では、医師の指示通りに1~2週間ごとに新しいマウスピースへと患者様ご自身が交換していただく必要があります。治療計画通りに矯正治療を進めていくために予定を守りましょう。
その他、矯正治療に関わる指示はしっかり守っていくことが大切です。
マウスピース矯正は、医師が立てた治療計画を基にマウスピースを作製し矯正を進めていくため、治療計画自体が適切かも重要なポイントとなります。当院では、口腔内スキャナー等で得た綿密なデータを元に3Dシュミレーションによって、適切な治療計画を立案しています。
Qマウスピース矯正で抜歯することはありますか?
当院では、なるべく抜歯を行わないマウスピース矯正に努めています。歯をきれいに並べるためのスペースを作るために、奥歯をさらに奥へ移動させるなど、非抜歯の矯正治療を行っています。
しかし、通常よりも歯が多い(過剰歯)や、顎が極めて小さいなど、抜歯しなければ見た目・機能の改善が難しいケースもあります。このように抜歯が必要なケースにもかかわらず非抜歯で矯正治療を行うと、歯並びのさらなる悪化を招くことがあるため、処置が必要なときはその必要性を説明しご理解いただいてから処置しております。
Q市販のマウスピースとの違いは
何ですか?
歯科医院でマウスピース矯正のマウスピースと、市販のマウスピースの最大の違いは、患者様のお口に合っているかどうかです。
歯医者では治療を始める前に必ず歯型採取を行い、患者様のお口に合ったマウスピースが作製されます。また、医師が患者様に合わせた治療計画を立てます。市販のマウスピースは既に形ができており、大きな調整ができません。そのため、患者様のお口に合わないこともあります。
Qマウスピース矯正の
アタッチメントとは?
アタッチメントとは、マウスピース矯正をより効率的に行うためのパーツです。
歯の表面に、歯と同じ色をしたレジン製の突起をつけて、マウスピースが歯に加える力の大きさや方向を調整します。アタッチメントがあることで、マウスピースだけを使うよりも細かく歯を動かすことができます。
当院ではアタッチメントが目立たないよう、できるだけ前歯には貼りつけないよう努めています。
Qマウスピース矯正は健康保険・
医療費控除の対象になりますか?
マウスピース矯正を含め、審美目的の矯正治療は保険・医療費控除の対象外となります。
歯科で歯並びが原因で滑舌や咀嚼機能に問題があると認められた場合は、医療費控除制度の対象となりますが、その場合は他の矯正装置や治療との併用が必要になるケースが多いです。
Q相談だけでもできますか?
はい、歯並びや矯正治療に関するご相談も受け付けております。
当院では、マウスピースでの矯正治療をご検討いただくうえで、初診時にシミュレーションを行っています。シミュレーションでは、カウンセリングの他、診察や検査を行い、簡易的に治療計画を立案します。シミュレーション画像をご覧いただきながら、おおまかな治療の進め方・期間・費用などについてご説明いたします。
なお、シミュレーションは治療を強制するためのものではなく、マウスピースによる矯正への理解を深め、その上でご自身が治療を受けるかどうかについてご検討していただく目的があります。ぜひご利用ください。
シミュレーションのご予約